ニュージーランド ワーキングホリデー体験記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
ニュージーランド滞在中に感じたこと、日本との違いなどをまとめました。

社会問題、治安-少なくとも日本よりは危ない

 ニュージーランドやオーストラリアは、日本でいわれているほど安全ではありません。世界のほかの国に比べれば安全なのかもしれませんが、日本と比べると危険です。日本より安全な所はないのかもしれません。
 地区によってはかなり危険な所もあるし、危ない話も耳に入ります。安全な地区はありますが、それでも日本のように気を許すことができません。新聞でもたびたび物騒なことが話題になります。また、車を燃やされた、頭を刺されたなどの被害に遭った日本人もいます。夜中の1人歩きなど、危険を呼び寄せるような行為は謹まなければなりません。ニュージーランドは、世界で2番目に女性に対する犯罪が多いといいます。もちろん、女性に限らず男性も夜中の1人歩きは危険であるに違いありません。その他、日本ではごく普通に行っているようなことでも、ニュージーランドやオーストラリアでは、自殺行為ととられてもしかたがないようなこともあります。車の中の見える位置に財布をおいて出かける、鍵をつけっ放しにして車を離れるなどもってのほかです。
 他にも、最近は、麻薬問題も取り沙汰されるようになり、高校生までもが大麻を使用、所持しているというニュースが最近も話題になりました。クライストチャーチは、ニュージーランド1番の麻薬の取引場所となっています。幸運にも、クライストチャーチは、オークランドを初めとする大都市の中では寒いため、犯罪を起こすことの多い他国からの移民は、あまり居住していません。しかし、他国からの移民と思われる男が、町中で白昼堂々とシンナーを吸っていたりもするので、十分に注意する必要があります。
 問題は、必ずしも外からの輸入のみではありません。子供の喫煙は常識です。小学生のような子供にもタバコをせがまれることもあるし、高校生がバス停でタバコを吸っているのを見かけることなど日常茶飯事です。外での素行が良くないということは、当然学校内での行動も良いわけがなく、授業中にもかかわらず席についていない生徒もいるといいます。