ニュージーランド ワーキングホリデー体験記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
ニュージーランド滞在中に感じたこと、日本との違いなどをまとめました。

地震

日本と同様ニュージーランドは地震が多い国とされています。ただ、これまで大規模な被害を被るような地震はないようです。このためか、建物の構造も日本と比べて非常に軟弱に見えます。高架橋の柱なども日本の半分以下で見ていて怖くなるほどです。
 実は、我々の滞在中にも地震がありました。体感では震度1から2程度でしたが、阪神大震災を体験した後だったので、すごい恐怖感を感じたのを覚えています。我々の住んでいたフラットは、ブロック塀でできた日本では考えられないような構造の家だったので、ちょっと揺れただけでも、「倒れるのではないか。」と非常にどきどきしました。
 地震の後、すぐに、テレビやラジオに耳を傾けましたがどこからも地震速報などは聞こえてきません。全く普通に音楽を流したりドラマをやっているのみです。数時間してから、日本から電話があり、「大きな地震があったそうだね。報道されてたよ。」といわれたほどです。
 さすがに次の日の新聞には、地震があったとは書かれていましたが、扱いは非常に小さなものでした。以下がその日の新聞です。

地震が国土を揺らした。

 ニュージーランドで最大規模の地震が昨日の11時前クライストチャーチを襲った。 ウエリントンの地震計によれば、マグニチュード6.4で、震源地は、ハレアの南20km、深さ215kmとみられる。振動は、午前10時52分から20〜30秒続いた。
 地震は、タラナキ、ホークスベイ、マナワツ、ウエリントン、ネルソン、マールボロ、西岸地域、カンタベリー地方で感じられた。
 スポークスウーマンによれば、震源地が深かったためか被害の報告はなかったということである。また、余震は起こらないとみられる。
 地震、地核科学研究所の声明によれば、昨日の規模の地震は、北島でおよそ2年おきに起こる可能性があるということである。
 地震のためテレコム(電話会社)の長距離電話回線が、ウエリントンで故障したがすぐに復旧した。