ニュージーランド ワーキングホリデー体験記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
ニュージーランド滞在中に感じたこと、日本との違いなどをまとめました。

なぜか地味なファッション

 ニュージーランドのファッションは、日本で見られるような派手なものでは決してません。冬は特にその傾向が強くなります。色合いはとにかく地味で、原色系の色のものはまずありません。どちらかというと、グレーや紺色などのくすんだ色のものが多いです。色のついたものもありますが、すべてのものがセピア色がかっています。一応、日本で多くの人がきているような服は見つけることはできますが、その値段は驚くほど高いです。ただし、この種の服が売られている場所は非常に限られています。あのベネトンでさえも、ニュージーランドでは、あまり多くの原色の服を扱っていません。とはいえやはりというべきか、ある日ベネトンを覗いたら、客の半分が日本人でした。真意は分かりませんが、多くの日本人が明るい色の服に憧れているようで笑えました。
 値段的には、洋服は決して安くありません。特に、食料品などをはじめとするそのほかのものと比べるとその値段の高さが際立ちます。「あっ、これいいなぁ。」というような服はとてつもなく高く、いわゆる安物の服でさえも、円換算すると日本とほとんど同じです。また、日本でも時々見られるような捨て値の洋服も見られますが、それでさえも、円換算すると、驚くほどの低価格ではありません。その一方、質は日本の安売り商品に比べてかなり悪いです。$10以下のものを買ったら、洗濯する前に破れてしまうかもしれません。安物の服を着て、「まるで戦後の配給品のようだね。」と笑いあったりしたこともありました。