ニュージーランド ワーキングホリデー体験記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
ニュージーランド滞在中に感じたこと、日本との違いなどをまとめました。

本が少ない本屋!?

カード屋!?

 本屋のくせに本が少ないというのは奇妙な話ですが、ニュージーランドの本屋は、大半がカード売場に当てられており、本のスペースはそれほど多くありません。
 雑誌など通常よく読むような本を含め、ほとんどは輸入に頼っており、自国で生産、出版されている本というのはあまり多くはないです。また、流通量が限られているため、本の種類が少なく、それこそカード屋なのか本屋なのか分からないほどです。また、多くの本が表紙が前面に見えるようにおかれており、棚はあれど陳列量は少ないということも多いです。

大半の本は輸入

 英語という共通語があるため、本の輸入先は、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど様々です。ですが、なにぶん遠いところから輸入しているため、値段も割高で、月刊誌は大幅に遅れています。雑誌の片隅には各国の通貨で値段が書かれていますが、比べてみると5割以上高かったような気がします。また、北半球から輸入している本は、季節が逆のため真冬に半袖の特集のファッション雑誌が売られているのも滑稽です。
 雑誌でもニュージーランドで出版されているものもいくつかあり、こちらはかなり安くなっています。有名なものとしては、「New Zealand women's weekly」という女性週刊誌や、「Listner」という情報誌などがあります。

本の種類

 日本でおなじみの漫画ですが、これは他の西洋諸国でも同じかもしれませんが、あまり多くは売られていません。オークランドの書店ではアメリカからの輸入品が売られていましたが、クライストチャーチなどでは見かけることもあまりありませんでした。漫画先進国の日本とは異なり、種類は極端に少なく、週刊の漫画雑誌などはあろうはずもありません。
 小説などは、かなり種類が豊富で、こちらは日本でもおなじみのペーパブックが売られています。
 一番不思議に思ったのが、料理の本(Cookbook)で、出来上がりの写真が掲載されているものがほとんどないので、見ていても面白味に欠けました。これは、アメリカの本もそうだったのでニュージーランド固有の話ではないようです。

全国チェーンがほとんど

 どのような流通経路をたどっているのかは知りませんが、本屋の多くは全国チェーンでPaper plus, London Bookshopの2社が圧倒的に多く、都市に行けばオーストラリアのDymocksがありこの3社以外は極めて少ないです。
 オーストラリアも人口が少ないので似たような物かと思いましたが、Sydney等は大型の本屋(日本では普通の大きさ)があり、びっくりしました。

文房具も高い

 文房具も本と同様極めて高価でした。これも大半を輸入に頼っているためと思われます。これは、言語を問わないので安かろう悪かろう系は中国、品質の良い物はドイツや日本から等と様々です。
 さすがに、日本で使っている物と同じ文房具がいくつも売られているのはとても不思議でした。また、並行輸入品なのか、外箱の説明が気が日本語の物も何度か見かけました。

ノートの形

 普通日本ではノートの形といえば、B5かA4がほとんどですが、ニュージーランドのノートは奇妙な形をしています。奇妙といってももちろん長方形ですが、13B5とか6A3など表紙にアルファベットと数字で大きさと罫線の種類を示すコード番号が書かれており、妙に縦長のノートや正方形に近いノートなど、その種類は10種以上あったと記憶しています。
 誰か、このノートのコード番号と大きさの関係について詳しく知っているがいたら教えてください。