ニュージーランド ワーキングホリデー体験記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
ニュージーランド滞在中に感じたこと、日本との違いなどをまとめました。

車が高い

 ニュージーランドオーストラリアで走っている車の多くは日本車です。しかし、中には、日本車であるにもかかわらず、日本で売られていないものも数多く走っています。
 本来輸出されていないはずの、マークIIや、クラウン、セフィーロも見かけます。これらは、日本で廃車となった後、ニュージーランドに持ち込まれるものです。日本では7、8年すると車を買える人が多く、それらの車の多くは廃車になってしまうわけですが、一部が日本から積み出され遠い地で第2の人生を送っているというわけです。無論、7、8年使った程度で壊れるわけではないので、多くの人は型落ちであるなどとは気にせず、使用しています。7、8年落ちというのは、ニュージーランドではまだまだ新しい方で、おそらくさららに10年ほど使われる運命になりそうです。
 日本のディラーのシールを貼った車や、会社の広告、電話番号がそのまま書かれている車も走っています。こんなに遠い国で○○商店と書かれたバンやトラックが走っているとは思ってもみませんでした。さらに驚くべきことに、一部ですが、バスまでもが日本の中古車のようで、扉には、『自動扉』、押しボタンには、『つぎとまります』と書かれているのも見かけます。
 また、オーストラリアには日本を初めとする各国の大型の自動車工場があるので、自国で造られた車もかなりあると思われますが、ニュージーランドにはほとんど工場がないため、特に輸入が多くなっているようです。
 このように自動車は基本的に輸入に頼っているため、高級品となっています。日本なら二束三文の10年落ちくらいの車でもニュージーランドでは、かなりの金になります。
 我々がニュージーランドで買ったMitsubishi Sigma(1984 5MT)も$4000でした。