ニュージーランド ワーキングホリデー体験記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
ニュージーランド滞在中に感じたこと、日本との違いなどをまとめました。

観光地の違い

観光地といっても華やかとは限らない

 日本で有名な観光地といえば、周辺の道路が綺麗に整備され、たくさんのお土産物屋が立ち並んでいる光景を思い浮かべますが、ニュージーランドではクイーンズタウンやロトルア等の有名観光地を除き、わりとひっそりしています。
 ニュージーランドで生活をはじめて間もなくの頃、クライストチャーチ近郊のAkaroaやKaikouraなどへ行ってみましたが、町の大きさは、日本と比べ物にならないほど小さく落胆するほどでした。その後は、「どうせ観光へ行っても何もないからなぁ。」と考えがちになり、旅行へ出るまではあまり遠出をしなくなりました。
 もちろん、楽しむことができないというわけではなく、美しい景色や独特の雰囲気を味わうことができるわけですが、100mほどのストリートの両側に店が建っているだけの町は、日本の観光地と比べるとやや寂れた印象を受けたものでした。
 さすがに、12月からの全土1周旅行では、色々なところへ行き、1周してみて、良くも悪くも日本の商業的観光施設に慣れ過ぎており、観光地に変な華やかさを求めていたことがよく分かりました。

日本人に人気なのは華やかな場所

 日本からのツアーに組み込まれている都市のほとんどが華やかな場所であるためか、はたまた日本人が華やかな場所が好きなのか、やはり日本人は華やかな場所に集まる傾向にあるようです。
 特に、南島随一の観光地であるクイーンズタウンなどはほとんどのお土産物屋で日本語が通じ、町でもたくさんの日本人を見かけます。また、お土産物屋は夜遅くになっても開いており、他のニュージーランドの都市とは明らかに様相が異なり、まるで別世界のようでもあります。
 これとは逆に、アメリカ人に比較的人気が高いダニーデンやニュージーランドの中で人気のNelsonなどは人口の割にひっそりとしており、とても不思議です。