間欠泉を見た日:ロトルア
Whakarewarea
Whakarewareaという所に行く。マオリ村だと思いこんで入る。入場料$10。今回は払った。受け付けで国籍を聞かれる。出身国をいいたくない人もいっぱいいるのに、これは失礼だと思う。
入ってすぐに、マオリの彫刻、衣装を作る専門学校があり、何人かの人が作っている。マオリの衣装はシダをこよりのように丸めて作るのだそうだ。
次には、マオリのMarae(集会所)が展示してある。その他にも、マオリのカヌーなどが展示してあった。
入る前には知らなかったが、この後地熱地帯も見ることができることを知る。さっそくそちらの方へ足をすすめる。
Taupoで見たものと基本的には同じだが、透明なお湯が沸いている池、青色の池、間欠泉はどれも初めて見るものだった。特に間欠泉は、3〜4m間で吹き上げていてかなりの迫力だった。1カ所の水が弱まると、今度は別の所から水が吹き上げる。まずまずだった。
かなり歩かされていよいよ本命のマオリ村へ。最初に墓がある。マオリの人はみんなキリスト教徒なので十字架が立っている。意外な感じがする。次からはみやげ物屋のオンパレード。普通の家にも飾りが施してありおもしろいが、これは一般民家。中には入れない。確かに、梁に彫刻を施してあったり、木の彫り物の鬼瓦がついていたりとそれなりにおもしろいが、所詮お土産物屋の集まり。商業的なものを感じる。ショックだった。East Coastでみたマオリの小学校の方が良かった。
マオリ村ではなぜかKiwiも見ることが出来る。例によって薄暗い部屋の中を行くと、ちょうどガラスのすぐ近くの所にKiwiがいる。本当に間近、10cmくらいの所でみることが出来た。
Blue Lake
昼食をモーターキャンプで食べて、Blue Lakeへ泳ぎに行く。天気が怪しいが泳ぎ始める。最初は冷たかったが慣れるとどうってことはない。
どんどん入っていく。深い。あっという間に背の届かないところまで行ってしまった。みんな背が届かないはずなのに、回りにはかなりの人がいた。途中韓国人の集団がバスで乗り付けて泳ぎに来た。30分くらい泳いだらあっという間に行ってしまった。何というすばやい集団なのだろう。濡れた体はどうするのだろうか。日本人と同じかそれ以上のスピードだった。
徐々に天気が悪くなり、雨が降り出したので帰ったが、しばらくしたらまた晴れてきた。山の天気は変わりやすい。
夕食後、ビリヤードをする。今日こそゆっくりと思っていたら、2人入って来て50Cを投入口において座っている。せかされているような気分になる。早くしたいのかいらいらしているようだ。本当に個人主義だ。郷に入っては郷に従えということでこちらも自分のペースでやる。こんなことでは楽しめないが、急いでやるともっと不快感。人のことを考えるという気持ちが彼らにはないのだろうか。