ニュージーランド ワーキングホリデー旅行記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
旅行の記録とそこで学んださまざまなことを美しい写真とともにお届けします。

野宿した日:Gisborne→Eastcoast

市内を見る。おみやげ物屋らしき店の前にWelcomeといった意味の言葉が何ヶ国語で書かれている。日本語の所には、どういたしましてと書かれていた。そんなこと言われても困る。

熱帯魚屋を見つける。これまで見てきたところはすべて、ペットショップの一角に金魚とネオンテトラなどよくある熱帯魚が数種類申し訳なさそうに置いてある程度だったが、ここは立派な専門店。日本のこぶりの熱帯魚屋程度の規模はある。相変わらず熱帯魚は高い。もしや、生態系保護のため輸入は現在、すべて禁止されているのではなかろうか。

たくさんのヨットを横目にしながらEspranade(海岸通り)を通り過ぎ更に進んで行くと、Cookがニュージーランドに初めて上陸した場所を記念する碑が建っていた。ここから少し山をドライブしてまた町へ戻る。

Warehouseでまな板と$1.99のおたまを買う。店員がおたまの値段がわからないと言ってしばらく待たされる。コードを調べて入力した結果が$2.99。お金を先に渡してあったのでお釣りとレシートをもらってから気づく。
すぐ文句を言うが、店員が調べた限り同一商品がもうない、しかも、コードはこれだから間違いないと言い張る。こちらも$1だが諦めるわけにはいかない。他に同一のおたまがまだあることを確信していたので仲間で取りに行くと言って持ってくる。やはり$1.99だった。
店員は、同じ商品を探せなかった、値段ミス、と2つのミスをしたことになる。結局$2.99払ったのは返品するという形を取らざるをえなくなり、サインさせられる。納得いかなかったが、これ以上文句を言うのは大人げないと思ってやめる。店員はむっとしていた。やはり、ニュージーランド人にサービス業は向いていない。

昼食をPak'n Saveで買って、East Coast回りでロトルアへ行くことを決める。Smoked Mussel(ムール貝のスモーク)は臭みがなくとてもおいしい。けれど、$19.95/kgは高い。

East Coastを北上

East Coastを北上。このあたりは、住人のほとんどがMaoriだそうだ。

どんどん走って行くが、途中でガソリンがほとんど無いことに気づく。小さな町に立ち寄るが、ガソリンスタンドは空いていない。近くの店の人に訳を話し電話をしてもらうが、応答はない。ノックすることを勧められ、それもしてみるがやはり応答はない。結局、次の町にガソリンスタンドがあることを教えてもらい、この町を発つ。

何とかガソリンは持ちこたえた。ここの町は前のよりもさらに小さい。Dairyの前の道にガソリンのPumpが2個突き出ているだけ。このDairyは、町の憩い場となっているようだ。Maoriが車道に車を止め窓越しにのんびりと話している。とても同じ国とは思えない。少したってから写真を撮らなかったことをひたすら後悔する。

本当にこの辺りはマオリが多い。顔に入れ墨をした人も見た。途中、牛の交通渋滞にあった。とにかく凄い田舎。初めて野生のNew Zealand Native Pig(ニュージーランド固有の豚)も見た。マオリの彫刻を施した門のある小学校も見た。博物館で見る物と同じだ。馬に乗り走っている集団も見た。趣味というより本当に生活手段として使っているようだ。とても同じ国とは思えない。どこかの発展途上国に来たようだ。

車中泊

前からしてみたかった野宿の話で盛り上がり、野宿をすることにする。このあたりは、それをするのにぴったりの環境だ。

河原に車を停め焚き火。ホイルじゃがいも、ホイルとうもろこし、木に突き刺して焼いたパンを食べる。どれもまずまずだった。残念だったのは、都会から来た田舎者が河原で大音響でカーステレオを鳴らしドリフトしていたこと。それさえなければ最高だった。

夜。電気がない。真っ暗。おまけに雨が降り出す。川の水が増水したら困るので車を高いところに移動して寝る。車のシートを倒せなかったので、さすがにあまりよく眠れなかった。

スケジュール

ニュージーランド南島の旅

ニュージーランド北島の旅