ニュージーランド ワーキングホリデー旅行記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
旅行の記録とそこで学んださまざまなことを美しい写真とともにお届けします。

Milford Soundへ行った日:Te Anau→Milford Sound→Te Anau

Milford Soundへ

Milford Soundへ8時に出発。全行程120kmの長旅の始まり。途中、氷河で削られた山々を写真に撮る。
ミラーレイクに立ち寄る。名前のとおり鏡のように山々が湖面に写る湖。小さいとは聞いていたが、池のようだった。あまりにも小さすぎて、なかなかきれいに写真を撮るポイントがなかった。

途中の道は、さすがに観光地だけあってバスが多い。最初は天気もよかったが、だんだん雲行きが怪しくなり雨が降り出す。雨の中Homer Tunnelへ。中は真っ暗で未舗装、おまけに細く長い。このトンネルを越えた当たりから、かなり急な下りが続く。途中で、大雨でできた無数の滝をみる。

10時30分、Milford Soundに到着。クルーズを予約しに行く。2社のクルーズがあったが、日本語ガイドがつくほうにする。

クルーズへ。乗り込むと、まず英語のアナウンスが流れてくる。それに続いて、日本語、中国語のアナウンスが流れる。あたりを見回すと、確かにツアーで来た日本人、中国人が多い。

まず、いくつかの滝を見て回る。大半は、大雨によって一時的にできる滝だそうだ。このあたりは山全体が岩でできているため、水が地面に吸い込まれることなくすぐに流れ出す。
途中、Milford Soundに関しての説明がある。Milfordは、氷河でできたフィヨルドなので、正式にはMilford Sound(入り江)ではなくMilford Fiordが正しいのだそうだ。

タスマン海まで、船が進む。ここからオーストラリアまでは約14日。かつては、日本の大型客船もここまで来たが、水深が深く錨を降ろせないため、中まで入ることなく戻って行ったという。

雨だったこともあり、滝が一番印象に残ったが、他にも変わった形をした岩、海面からそそり立つ山としては世界最高峰であるマイターピークなども見ることができた。天気がよければもっときれいな山並みを見ることができたのかと思うとちょっと残念だった。けれども、全くの手つかずの自然を目のあたりにできたという面ではとても貴重な体験だった。

聞くところによるとMilford Soundは、トレッキングコースを除いてすべて許可なしで入ることができず、人類未踏の地もあるらしい。

降りてから、クルーズで最初に見たオーエン滝を見に行く。往復10分のトレッキングコースだったので、雨が降っていたが行くことにする。途中岩に蒸したきれいな苔を見ながら歩く。これらの苔が岩に着くまで約100年かかるそうだが、そのわりにすぐに剥がれるのがおかしい。

ミルフォードサウンド→Te Anau

ミルフォードサウンド

写真:「ミルフォードサウンド」を拡大表示

激流

Te Anauまでの復路も、いろいろ見て回りながら帰る。まず行ったのは有名な激流。巨木でも根ごと流れて行きそうなくらいに流れが速い。この水の侵食により岩が奇妙な形になっていた。

再びHomer Tunnelへ。ここで車のライトを消すことがニュージーランドではバンジージャンプと並んで最も怖いことだとガイドブックに書いてあったのであえてライトを消してみる。怖かった。すぐ点けた。

帰りも、ニュージーランドで一番事故が多いという道を何とかノートラブルで帰った。例によって何も売っていないSupervalueで食料を買い、帰る。

スケジュール

ニュージーランド南島の旅

ニュージーランド北島の旅