ニュージーランド ワーキングホリデー体験記

ワーキングホリデーを利用してのニュージーランド旅行。
ニュージーランド滞在中に感じたこと、日本との違いなどをまとめました。

暑さ寒さの感覚が違う

石油ファンヒーターがない

 クライストチャーチは気候は割と温暖ですが、冬などはかなり寒い日が多く、1日中ヒーターをつけっぱなしにしていました。寝室にあったのは昔ながらの温水ヒーターだったのですが、これが曲者でいつまでたっても暖かくなりませんでした。リビングには電熱ヒーターがあったのですが、こちらがまた大して暖かくなりませんでした。
 大概の家は暖炉があるのですが、我々はそれすらなく、非常に寒い冬を過ごしていました。一般に売られているヒーターは、電気の温風ヒーターか温水ヒーターか電熱ヒーター若しくは、プロパンガスを使用した大型ヒーターのみで、日本で普及している石油ファンヒーターなるものは一度も見かけませんでした。
 また、外は結構寒いくせに、家の構造が非常に簡易で日本では普及している断熱構造とは縁がありませんでした。このため、寒いは結露してカビは生えるはで大変でした。フラットが古いからかとも思いましたが、建設中の家を見ても断熱材を入れている様子などは全くありませんでした。このため、家なんかはアッという間に建っていました。
 他の人に聞いてみると、やはり家の中は寒いようでみんな厚着をしているようでした。どこの家でも暖房器具は質素なようです。

寒くても泳ぐ

 初夏に海水浴に行ったときのことです。かなりの人が海に入っているので我々もその中に混ざって入ろうとしたらその寒いこと寒いこと。しかし、地元の人たちは平気な顔をして泳いでいます。また、最高気温が30度になることがそれほど多くないクライストチャーチでも海水浴場はあります。驚くことに世界最南端の都市であるInvercargillにでさえも海水浴場はあるようです。
 長袖シャツ2枚でちょうど良いような日でも半袖で歩いている人を見かけることから考えても、多くの人が寒さに強いようです。